本園は、昭和24年4月に「野毛山遊園地」という名前で開園しました。以来、横浜の中心に位置する”身近な動物園”として、世代を超えて市民に親しまれてまいりました。おかげさまで、平成19年3月には、5000万人目の来園者を迎えるに至りました。
飼育する動物種は、100種余りを数え、いずれも来園者に”間近に”動物を感じていただける展示となっています。なかでも、市内唯一の爬虫類館を有し、市内で観察できる種から、世界的にも貴重な種など数多くの爬虫類をご覧いただくことができます。
また、「なかよし広場」では、モルモット、マウス、ヒヨコとのふれ合いを体験していただくことができます。とくに次世代を担う子どもたちが”動物のぬくもり”を実感できる場となっております。
50年以上に及ぶ歴史の中で、数多くの希少種の繁殖に成功しています。現在も、より計画的な繁殖に取り組むことで、動物園の大きな役割である「種の保存」に努めています。また、神奈川県の「野生傷病鳥獣保護事業」の委託を受け、野生動物の保護を行い、環境保全の一翼も担っております。
野毛山動物園は現在、「誰もが気軽に訪れ、憩い、癒される動物園 小さな子どもが初めて動物に出会い、ふれあい、命を感じる動物園」をコンセプトとして、”動物への理解を深めていただく入り口”として役割を担っております。これは、生物の多様性に気づき、その重要性を確認することであり、近年の地球環境問題という大きな課題への解決の入口にもつながります。
どうぞ気軽にご来園ください。そして、動物たちとの出会いを楽しんでください。
平成20年3月15日
園長 竹内 昌弘